ホーム > おすすめコンテンツ一覧 > 全館空調 > 全館空調の仕組みとメリット

【仕組み】

全館空調システムとは、大型の空調機で家を丸ごと空調する方式です。冷暖房された空気をダクトを介して各部屋へ送り込み、居室のみならず共用部分(トイレや廊下など)においても温度のムラなく空調します。冷暖房と合わせて換気ユニットを組み込むことで、冷暖房を行いながら、同時に24時間換気による空気の入れ替えもできます。

【メリット】

家中どこへ行っても快適


空調された空気を家中に行き届かせるので、温度差による不快感がありません。例えば真冬や真夏であっても廊下、トイレ、洗面所などでも快適な温度で過ごせます。

家の設計を自由な間取りで計画可能


家の間取りを『閉鎖的ではなく、扉を無くして開放的にしたい』場合や、『吹き抜け空間を作ってダイナミックにしたい』場合に問題となるのが空調計画ですが、全館空調は家全体を丸ごと空調しますので、こういった間取りでも対応できます。

運転音が静か


全館空調では連続運転で家全体を緩やかに空調していますので、個別エアコンのような大きな吹き出す音はしません。また、吹き出し口から出てくる風は微風であるため、風が直接身体にあたる不快感もほとんど感じることなく過ごせます。

機器の出っ張りがなく、美観を損なわない


全館空調で室内に見えてくるものとしては、吹き出しグリル、吸い込みグリルなどですが、これらは壁からの出っ張りがなくスッキリと納まります。